エコーガイド下はり施術とは?

これまでの鍼灸院のはり治療は、施術者の経験や感覚、経穴の位置などを目安に治療を行なってきました。

 

しかし、皮下は目で見ることができないため、刺した鍼がどうなっているのか、どこの位置に達しているか、などを患者様が理解することは難しいという側面もありました。

エコーガイド下での施術は、軟部組織を映し出すことのできる超音波診断装置=エコーを施術に導入することで、皮膚、脂肪、筋膜、筋肉、血管、神経、骨等をモニター越しに確認しながら施術ができるようになります。

痛みの原因と考えられる筋膜の重積や、刺した鍼が皮下のどこまで侵入しているのかを可視化できるようになりました。

​組織を可視化することで、鍼先を大きな血管や神経から避けたり、背部や斜角筋などへの鍼を刺す時に起きてしまうことのある、肺への刺鍼事故等の施術上のリスクを避け、的確な位置まで鍼を進めることができます。

骨組織の損傷が考えられるなど、鍼施術の適応でない場合には病院への受診を勧めさせていただきます。

腓腹筋、ヒラメ筋のエコー画面

大腿四頭筋のエコー画面

​エコープローブを当てる様子

エコーの特徴

 

◎筋肉や腱、靭帯などの組織の観察に長けています

レントゲンやCTでは見れない軟部組織をエコーでは確認できるので、痛みの原因と考えられる筋や筋膜、腱等を確認するのにとても有用性があります。

◎施術リスクの回避

先にも述べたように、鍼施術による肺への刺鍼事故の回避や、鍼の施術の適応ではない場合の判断などができるので、安心して施術を受けていただけます。

◎動きを見ながら施術

エコーは現状を映し出しながら、筋や関節の動きを見ることができるので、患者様も現状を確認しながら施術を受けれます。

◎人体に無害

レントゲンやCTとは違い、放射線を浴び被曝することはないためどなたでもエコーを受けることができます。(心臓ペースメーカーは除く)

​当院で導入している超音波診断装置

現在、エコーガイド下施術を行う鍼灸院はまだ少ないですが、今後の鍼治療には不可欠となってくるのではと言われています。

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さとう家